
こんにちは、AZです。五島列島福江島へ旅行してきました。
愛知県から飛行機を乗り継いで、長崎県・五島列島の福江島へ。SNSやテレビでも注目を集めるこの離島は、美しい海と絶景、そしてご当地グルメがぎゅっと詰まった魅力あふれる場所です。
今回は、セントレアから福岡空港を経由して福江島に上陸し、名物の五島うどんや高浜海水浴場の絶景、大瀬崎灯台の遠望など、1日目の旅の様子をまとめました。
移動手段や観光地のアクセス、飲食店・宿泊施設の情報もあわせて紹介していますので、これから五島旅行を計画している方の参考になれば幸いです。


セントレアから福江島・福江空港へ!乗継ルートと注意点




五島列島の玄関口である福江島へは、愛知県の中部国際空港(セントレア)から直行便はないため、福岡空港を経由してアクセスするのが一般的です。
今回は、ANAを利用してセントレアから福岡空港へ飛び、そこからORC(オリエンタルエアブリッジ)のプロペラ機で五島福江空港(五島つばき空港)へ向かいました。




セントレアから福岡までは約1時間30分、福岡空港の国内線ターミナルで乗り継ぎを行い、次の便までの時間を確認しながら搭乗口へ。ORCの機体は小型ながらも座席は快適で、窓からは青い海に浮かぶ五島列島の美しい島々が見えて、旅のワクワク感が一気に高まります。






福江空港に到着後は、レンタカーで車移動。市街地までは車で約15分とアクセスも良好です。なお、バスも運行していますが、本数が限られているため、事前に時刻表を確認しておくと安心です。


【福江空港基本情報】
住所 | 長崎県五島市上大津町2183番地 |
アクセス | 福江港・市街地まで車で約15分 |
交通手段 | タクシー、レンタカー、路線バス(五島バス)あり |
公式サイト | https://www.fukuekuko.jp/ |
「おっどん亭」で五島うどんランチ!地元グルメを堪能




時刻は13時半頃。福江空港に到着して最初に向かったのは、空港から車で約10分ほどの場所にある人気店「おっどん亭」。五島名物の「五島うどん」を気軽に楽しめる食事処で、地元の方や観光客でにぎわっているお店です。
五島うどんは、その細さとつるっとした喉ごしが特徴で、「日本三大うどん」の一つとも称されます。


今回注文したのは「地獄炊きうどん」。熱々の出汁で食べる方法と、めんつゆに生卵をおとしてくぐらせながら食べるという、2種類の方法で頂きました。
シンプルながらも出汁の香りとコシのある麺が絶妙にマッチ。五島の味を存分に味わえます。
店内は清潔感があり、テーブル席も座敷もあるので、グループや家族連れにもおすすめ。混雑を避けたい場合は、12時前の早めの来店がベストです。
【おっどん亭基本情報】
住所 | 長崎県五島市吉久木町831-1 |
アクセス | 福江空港から車で約10分、福江港からは約7分 |
食堂営業時間 | 11:00~14:30 定休日:年末年始、火曜日 |
売店営業時間 | 9:00~17:00 定休日:年末年始、火曜日 |
駐車場 | あり(無料・店舗横に完備) |
公式サイト | https://gotoudon-nakamoto.com/ottdontei/ |
大瀬崎灯台を遠望!断崖絶景の穴場スポット






お腹を満たしたあとは、福江島の西端にある「大瀬崎灯台」へ。五島列島を代表する絶景スポットとして知られており、断崖に佇む白い灯台の姿は、まるで絵画のような美しさです。
灯台までは徒歩でアクセスできる遊歩道が整備されていますが、片道30〜40分ほどの山道となるため、今回は体力と時間の都合から遠望ポイントからの観賞にとどめました。
それでも十分に感動できる景色で、切り立った断崖と広大な海のコントラストがダイナミック。



海風に吹かれながら眺める灯台は、島旅ならではの醍醐味です。
灯台近くには駐車場もあるので、車を停めて写真撮影を楽しむこともできます。天気が良い日は夕暮れ時もおすすめ。空と海が茜色に染まる幻想的な光景に出会えるかもしれません。
【大瀬崎灯台 遠望スポット 基本情報】
ビューポイント | 住所長崎県五島市玉之浦町玉之浦(大瀬崎園地展望所) |
アクセス | 福江港から車で約50分/福江空港からは約60分 |
駐車場 | あり(無料) |
備考 | 灯台までの徒歩ルートは往復で1時間以上かかるため、体力や時間に応じて遠望でも十分楽しめる |
井持浦教会とルルドの洞窟で静かな祈りの時間を




大瀬崎灯台を遠望したあとは、道中にある「井持浦教会」と「ルルドの洞窟」へ立ち寄りました。五島列島には多くの教会が点在しており、信仰の歴史と文化を感じられるスポットのひとつです。
井持浦教会は、1897年に建立された五島最古のルルド(模造聖母出現地)を有する教会で、赤レンガの美しい外観が印象的。教会の敷地内にはフランス・ルルドの奇跡の泉を再現した洞窟型の祈りの場があり、訪れる人々に静謐な空気を届けてくれます。
教会内は見学可能ですが、ミサや式典が行われている場合は静かに配慮して入場を。



敷地全体が穏やかで、旅の途中に心を落ち着けるのにぴったりの場所でした。
【井持浦教会・ルルド 基本情報】
住所 | 長崎県五島市玉之浦町玉之浦1243 |
内覧時間 | 9:00~17:00 |
駐車場 | あり(無料) |
備考 | 祈りの場につき、静かに見学を。教会内の撮影は×。ルルドの水は現在飲用不可。 |
高浜海水浴場と魚籃観音からの絶景ビュー


福江島でも特に人気の高い絶景スポットが「高浜海水浴場」。白い砂浜と透明度の高いエメラルドグリーンの海が広がり、「日本一美しい海水浴場」と称されることもあるほど。あいにく天気は曇りでしたが、綺麗な砂浜と海が目の前に広がりました
海岸は遠浅で、夏は海水浴客でにぎわいますが、オフシーズンでも散策や写真撮影を楽しむ人が訪れます。設備としてはトイレやシャワー、更衣室もあり、家族連れにもやさしい設計です。
そして、この高浜の海を一望できるビュースポットが、近くの「魚籃観音展望所」。高台にある観音像の脇から見下ろす高浜の海は、まるで絵はがきのような美しさ。駐車場からすぐの場所にあり、軽い階段を上るだけでアクセスできるので、ぜひ立ち寄りたい場所です。


【高浜海水浴場 基本情報】
住所 | 長崎県五島市三井楽町貝津1054 |
アクセス | 福江港から車で約40分 |
遊泳期間 | 7月〜8月(ライフセーバー常駐) |
駐車場 | あり(無料) |
設備 | トイレ・シャワー・更衣室あり |
【魚籃観音展望所 基本情報】
住所 | 長崎県五島市三井楽町貝津1054 |
アクセス | 高浜海水浴場から車で3分/徒歩約15分 |
駐車場 | 階段の下に一台停められるスペースあり |
備考 | 観音像の後ろからの眺めがおすすめ。夕方も絶景。 |
「GOTO TSUBAKI HOTEL」にチェックイン!清潔&便利なホテル




観光を一通り楽しんだあとは、福江港近くにある「GOTO TSUBAKI HOTEL」へチェックイン。2020年にオープンした比較的新しいホテルで、モダンで清潔感のある館内と、観光・ビジネスどちらにも便利な立地が魅力です。
館内はシンプルかつ落ち着いたデザインで、フロントスタッフの対応も丁寧。今回はスタンダードツインに宿泊しましたが、室内は広々としており、ベッドの寝心地も快適でした。



Wi-Fiも完備されており、旅先でも安心して過ごせます。
【GOTO TSUBAKI HOTEL 基本情報】
住所 | 長崎県五島市栄町1-57 |
アクセス | 福江港から徒歩約3分/福江空港から車で約15分 |
チェックイン/アウト | 15:00〜/〜10:00 |
客室数 | 100室以上(シングル・ツイン・スイートあり) |
駐車場 | あり |
公式サイト | https://gototsubakihotel.com/ |
夜は「創作料理 京 五島」で絶品ディナー












旅の1日目の締めくくりは、知人が営む「創作料理 京(きょう) 五島」へ。地元の食材をふんだんに使った料理が評判の隠れ家的な名店で、観光客はもちろん、地元の常連さんにも愛されているお店です。
店内は落ち着いた和の雰囲気で、カウンターとテーブル席があり、ひとりでもグループでも気軽に入れる空間。メニューはコース料理や単品料理のほか、日替わりのおすすめも充実しており、何を頼もうか迷ってしまうほど。
この日は、五島産の刺身盛り合わせや、トコブシのバター焼き、五島牛のステーキなどをいただきました。どの料理も素材の味を活かした丁寧な味付けで、思わずお酒も進みます。特に印象に残ったのは、優しく味付けされたブリの玉子でした。



店主さんとの会話から、島の食文化や旬の素材の話も聞けて、まさに旅の醍醐味を感じられる夜となりました。
【創作料理 京 五島 基本情報】
住所 | 長崎県五島市吉久木町230-5 |
営業時間 | 11:00~14:00(ランチ) 18:00~22:00(ディナー) |
定休日 | 日曜日・月曜日 |
駐車場 | あり(店舗近くの3台分) |
備考 | 予約推奨。地元の方にも人気のため、事前連絡が安心です。 |
まとめ
福江島1日目は、セントレアから飛行機を乗り継いでの移動に始まり、地元グルメ「五島うどん」や、断崖に佇む大瀬崎灯台、静かな祈りの場「井持浦教会」と「ルルド」、さらには高浜海水浴場の絶景や魚籃観音からの眺望など、五島ならではの魅力をたっぷり味わえる一日でした。
宿泊先の「GOTO TSUBAKI HOTEL」はアクセス・設備ともに申し分なく、観光の拠点にもぴったり。そして夜は、「創作料理 京 五島」で味わう地元の味と、温かなおもてなしが、旅の疲れを優しく癒してくれました。
自然・歴史・食のすべてがバランスよく詰まったこの1日目は、初めて五島列島を訪れる方にもおすすめのコースになったと思います。この記事が、これから福江島を旅する方の参考になれば幸いです。

