2025年4月、Instagramで「位置情報が勝手に共有されていた」と驚く声がSNS上で急増しました。メッセージ欄を開くと自分のプロフィールの横に「地図」というタブが追加され、第三者に居場所がわかってしまうのです。

朝起きてXを見てびっくりしました…
この記事では、Instagramの位置情報共有をどのようにオフにするのか、実例を交えて画像付きで解説します。
えっ?勝手に位置情報が他人に共有されてた?2025年4月の混乱とは


2025年4月10日前後、X(旧Twitter)では「Instagramの投稿に勝手に位置情報がついてる!」という声が相次ぎ、ちょっとした混乱が起きました。とくに「位置情報を設定した覚えがないのに、場所が表示されている」「家の近くがバレたかも…」といった不安の声が目立ちました。
実際には、Instagramの仕様やスマホの設定によって、ユーザーが気づかないうちに位置情報が共有されてしまっていたケースが多く見られます。
以下では、Xに投稿されたユーザーの困惑の声を紹介します。
Instagramに地図?
— だんば いん。💎 (@Ksnhiignhitns97) April 10, 2025
位置情報が表示されてる?
コレ、下手したら自分が今いる場所がバレたりして危ないのでは?
デバイスで位置情報オンにしてる人、今すぐオフにして欲しい。
アプリ設定でも非公開設定は出来そうだけど確実にオフにするにはデバイス側の位置情報をオフにすれば大丈夫かと。
知らない人マジ怖いです。Instagram使ってる人は全員『位置情報』の設定をいますぐ確認してください。『地図』機能がアップデートされ自分の位置情報が第三者に見られてます。今インスタを自宅でみている場合、自宅が特定されるから注意。ウソ、今も!?ストーカーされる?ってことで設定変更方法が… pic.twitter.com/B2tMy9xvop
— まっきー@スマホとお得 (@MaaiRs) April 10, 2025
Instagramで位置情報フォロワーと共有になってる‼️‼️マジでやばすぎる機能だから絶対にOFF‼️‼️最悪すぎる‼️なんで?!
— みみ (@candy7965) April 10, 2025
Instagramで位置情報が共有される仕組みとは?見られ方・注意点を確認
Instagramでは、ユーザーが明示的に位置情報を設定しなくても、投稿に位置情報が付与・共有されるケースがあります。その仕組みを理解しておかないと、自分の居場所が他人に知られてしまうリスクもあるため注意が必要です。
たとえば、スマートフォン本体の設定で「位置情報サービス」がオンになっている場合、Instagramアプリが自動的に現在地のデータを取得することがあります。さらに、写真に含まれるExif情報(撮影場所などのメタデータ)が影響するケースも。
また、投稿時に「位置情報を追加」していないつもりでも、アプリが過去の履歴や写真の位置データを参照して自動的に候補として表示したり、タグ付けしたりすることがあります。
- 通常投稿:地名が場所タグとして表示される
- ストーリー:地図スタンプや位置スタンプで共有される
- リール動画:再生ページに位置が表示されることも
特に公開アカウントの場合、投稿に付与された位置情報を通じて見知らぬ第三者に現在地や自宅周辺を特定される恐れもあります。
次の章では、こうした位置情報の共有をオフにする具体的な方法を、画像付きで解説していきます。
【画像で解説】Instagramの位置情報共有をオフにする設定方法(iPhone版)
Instagramでの位置情報共有を防ぐには、アプリ内設定だけでなく、iPhone本体の位置情報設定を見直すことが重要です。
方法①Instagramアプリ内で「非表示モード」にする
まずは手軽にできる、アプリ内の操作から紹介します。


- Instagramアプリを開く
- プロフィール画面右上の「≡(メニュー)」をタップ
- 「設定とアクティビティ」→「非表示モード」をオン
- 非表示モード中は位置情報やアクティビティが共有されにくくなる
ただし、この設定だけでは完全に位置情報の取得を防げるわけではありません。非表示モードは一時的・表面的な対策であり、アプリがバックグラウンドで位置情報にアクセスする可能性が残ります。
方法②iPhone本体の設定でInstagramの位置情報利用を「なし」にする(おすすめ)
根本的に位置情報を使わせたくない場合は、iPhone側でInstagramへのアクセスを遮断するのが最も確実です。
- iPhoneの「設定」アプリを開く
- 下にスクロールして「Instagram」をタップ
- 「位置情報」を選択
- 「なし」を選択して、Instagramの位置情報利用を完全にオフにする








この設定をしておけば、Instagramアプリが位置情報を取得・利用することはできなくなり、勝手に場所が表示される心配もありません。
まとめ|位置情報の共有は知らぬ間に起こる…今すぐ確認&設定を見直そう
Instagramでは、意図せず位置情報が投稿に含まれてしまい、第三者に自分の居場所が伝わってしまうケースがあります。特に2025年4月のように仕様変更やアップデートをきっかけに、「勝手に共有されていた」と気づく人が増えることもあります。
位置情報を守るためには、Instagramアプリ内の設定だけでなく、スマホ本体の位置情報設定まで見直すことが大切です。特にiPhoneユーザーは、「設定」アプリからInstagramの位置情報アクセスを“なし”にするのが確実な対策です。
日常的に使っているSNSだからこそ、設定は一度しっかり確認を。プライバシーを守り、安心してInstagramを楽しむために、今すぐチェックしてみてください。