ジュラシック・ワールド「復活の大地」レビュー|恐竜のスリルは健在!気になるキャラは?

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ジュラシック・ワールド復活の大地 レビュー

2025年8月公開の最新作『ジュラシック・ワールド/復活の大地』を観てきました。

大スクリーンで迫ってくる恐竜の迫力はやっぱり圧巻!人間が襲われるシーンでは思わず目を背けてしまうほどのスリルがありました。

一方で、物語の展開やキャラクター構成には「そう来るか…!」と思う意外な要素も。

AZ

今回は、シリーズファンとして感じた見どころと、ちょっと気になったポイントを率直にまとめてみます。

▼ジュラシックシリーズについて書いた記事はこちら。

目次

映像の迫力に圧倒される2時間

あっという間の時間

本作の一番の魅力は、やはり映画館の大画面で味わう恐竜の存在感。スクリーンいっぱいに映し出される恐竜の姿は、生き物というより“そこにいる”と錯覚させるリアルさです。特に、人間が襲われるシーンは圧巻。足音が近づく低音や、獲物を捕らえる瞬間の動きまで緻密に描かれ、思わず体が固まってしまうほどの緊張感がありました。

また、恐竜の動きや鳴き声だけでなく、周囲の自然や建物が破壊される音響も迫力満点。椅子の振動や全身に響く重低音が、まるで現場にいるような没入感を生み出します。

印象的だったポイントは以下の通りです。

  • 至近距離で迫る恐竜の映像:細かな鱗や目の動きまで鮮明
  • 襲撃シーンの緊張感:一瞬の静寂から一気に襲いかかる演出
  • 音響効果の臨場感:足音や咆哮が全身に響くサラウンド
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「ジュラシック・ワールド」らしいスリルと臨場感は健在で、2時間があっという間に感じられました。

ストーリーへのツッコミどころも

ストーリーへのツッコミどころも

迫力ある映像に引き込まれつつも、物語の展開には思わず「え、そこはそうなるの?」とツッコミたくなる場面もいくつかありました。

特に印象的だったのは、スニッカーズひとつのゴミが引き金となり、研究所が壊滅的な被害を受けるシーン。軽いジョークのつもりかもしれませんが、あまりに重大な結果とのギャップに苦笑いしてしまいました。

また、クライマックスで立ちはだかるラスボスが恐竜ではなく、異種交配された人工生物だった点もやや肩透かし。タイトルに「ジュラシック・ワールド」とあるからこそ、最後は恐竜同士の迫力ある頂上決戦を期待していたので、個人的には少し物足りなさを感じました。

ツッコミポイントを以下にまとめました。

  • ゴミひとつで研究所崩壊:展開があまりに軽すぎる
  • ラスボスが恐竜じゃない:シリーズらしさが薄れる
  • クライマックスの盛り上がり不足:期待値とのギャップ
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もちろん、こうした予想外の展開も物語の個性ではありますが、シリーズファンとしてはもうひと押し欲しかったのが正直なところです。

キャラクターと物語の印象

キャラクターと物語の印象

本作の登場人物は意外と少なめ。シリーズの顔ともいえるオーウェンやブルーは姿を見せず、その代わりに主人公を務めたのは、元傭兵風のセクシーな女性キャラクター。強さとしなやかさを兼ね備えた新鮮な存在で、物語に華を添えていました。

ストーリーの終盤では、「良い人はきちんと生き残る」という王道の安心感がありつつも、家族4人全員が無事に帰還する展開にはややご都合主義的な印象も。あれだけ過酷な冒険を経た後だけに、もう少し緊張感のある結末でも良かったかもしれません。

そして癒やし枠だったのが、ドロレスというキャラクター。

  • 見た目や仕草が可愛らしく場面の空気を和らげる
  • 終盤で親が現れて助けると思いきや、そのまま連れて帰るという意外な展開

このオチには思わず笑ってしまい、重めの展開が続く中で良いアクセントになっていました。

AZ

キャラクター構成はシンプルながら、個々の存在感がしっかりと際立っていた印象です。

全体の感想

キャラクターと物語の印象

最近は『鬼滅の刃』や『国宝』など、3時間近い大作映画を立て続けに観ていたこともあり、2時間ちょっとの本作はテンポよく進み、あっという間に感じました。映像の迫力や音響の臨場感はさすがで、恐竜が迫ってくるスリルを全身で味わえる時間は、やはり劇場ならではの醍醐味です。

一方で、シリーズファンとしては少し物足りない部分もありました。

  • おなじみのキャラクターが登場しない
  • ラストバトルが恐竜同士ではない
  • 全体的に登場人物が少なく世界観の広がりが控えめ

こうした点は、過去作の熱烈なファンほど気になるかもしれません。とはいえ、本作が描く“恐竜と人間が同じ地球で生きるスリル”は健在。スクリーンの大画面でしか味わえない迫力と没入感は、やはり何物にも代えがたいものでした。

AZ

久しぶりに恐竜映画を堪能し、「やっぱりジュラシック・シリーズは劇場で観るべき」と改めて感じた一本です。

ジュラシック・ワールド/復活の大地はこんな人におすすめ

ジュラシック・ワールド/復活の大地はこんな人におすすめ

本作は、シリーズファンはもちろん、単純に“恐竜映画”として迫力やスリルを味わいたい人にもピッタリな作品です。特に以下のような方にはおすすめです。

  • 映画館の大画面で恐竜の迫力を体感したい人
  • スリルとアクションが詰まった作品が好きな人
  • シリーズ未視聴でも楽しめる恐竜映画を探している人
  • 女性主人公の活躍を見たい人
  • 2時間程度でサクッと楽しめる映画を求めている人
  • 重いテーマよりも娯楽性を優先したい人

ストーリーにはツッコミどころもありますが、それも含めて娯楽映画として楽しめるのが魅力。特に、恐竜が画面いっぱいに迫ってくるあの感覚は、自宅のテレビやスマホでは絶対に再現できません。せっかくの最新作、ぜひ劇場で味わってみてください。

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