7月に続き、今月もスイング投資の結果を公開します。2回目となる2025年8月は、全体的にアゲ相場の流れに助けられながらも、自分のマイルールを意識した売買を実践しました。
結果は +88,050円 と満足のいく内容でしたが、一方で商船三井を安くなったからと飛びついて買ってしまい、その後さらに下げて損切りするという苦い経験もありました。

4%に届かない銘柄でも利確を優先する判断や、現金を少し残しておく工夫など、新たに得た気づきも多かった8月。反省と学びを振り返っていきます。
2025年8月のスイング投資結果+88,050円


2025年8月のスイング投資の結果は、+88,050円 となりました。大きな一撃はなかったものの、コツコツと積み上げられた収益に満足しています。
約定日 | 銘柄 銘柄コード | 平均取得価額 | 決済単価 | 損益 |
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2025/08/01 | UTグループ 2146 | 2,426 | 2,589 | +163 |
2025/08/01 | トリニティ工業 6382 | 1,067.9 | 1,173 | +105.1 |
2025/08/01 | MIRARTHホールディングス | 385.4 | 389 | +3.6 |
2025/08/04 | ドリームインキュベータ 4310 | 2,407 | 2,552 | +145 |
2025/08/05 | 三菱UFJフィナンシャルG 8306 | 2,036 | 2,064.5 | +57 |
2025/08/06 | 淀川製鋼所 5451 | 1,152.8 | 1,186 | +33.2 |
2025/08/08 | 富士ダイス 6167 | 757.1 | 798 | +81.8 |
2025/08/13 | パイオラックス 5988 | 1,765 | 1,857 | +92 |
2025/08/20 | コムシスホールディングス 1721 | 3,664 | 3,709.1 | +45.1 |
2025/08/20 | アイティメディア 2148 | 1,603 | 1,661.4 | +58.4 |
2025/08/20 | 黒田グループ 287A | 873 | 885 | +12 |
2025/08/20 | JFEホールディングス 5411 | 1,787 | 1,832 | +45 |
2025/08/20 | マミヤ・オーピー 7991 | 1,588 | 1,609 | +21 |
2025/08/20 | 商船三井 9104 | 4,965 | 4,904 | -61 |
2025/08/20 | 商船三井 9104 | 5,040 | 4,906.4 | -133.6 |
2025/08/22 | ガイアックス 3775 | 522 | 570 | +48 |
2025/08/22 | ガイアックス 3775 | 522 | 580 | +58 |
2025/08/26 | 電通グループ 4324 | 2,784 | 2,840 | +56.5 |
2025/08/27 | トレイダーズHLDGS 8704 | 942 | 960 | +36 |
特に意識したのは「欲張らずに利確する」ことです。4%に届かない銘柄でも、一度利益が出たタイミングで確定し、リスクを抑えるようにしました。また、現金をある程度残しておき、万一の暴落があれば動けるように準備していたのも安心材料です。
一方で反省点もあり、商船三井では「安いから買う」という安易な判断をしてしまい、その後さらに下げて損切りする結果に…。



とはいえ、全体ではプラスで終えられたため、まずは良しとしたい8月でした。
反省点|商船三井の買いでつられ下げに対応できず
8月の取引で一番悔しかったのが、商船三井のエントリーです。株価が下がっていたため「そろそろ反発するのでは?」という気持ちで買ってしまったのですが、結果はさらに下落…。結局、損切りせざるを得ない展開となりました。
- 買った理由:値下がりに釣られて「安いから」という感覚的な判断
- 結果:さらに下落し、損切りでマイナス確定
- 学び:根拠のない買いはリスクが高い
改めて感じたのは、「安いから買う」は投資ではなく投機に近い行為だということです。
本来は業績やチャートの形を確認し、自分のマイルールに沿った根拠ある判断をすべきでした。反省点は多いものの、早めに損切りできたことで傷が広がらなかったのは救いです。



この経験を糧に、次回以降は同じ失敗を繰り返さないよう意識していきたいと思います。
利確と余力の残し方に工夫
8月の取引では、利確と資金管理の工夫が手応えにつながりました。これまで「4%上昇したら利確」というマイルールを徹底してきましたが、今月はそれにこだわりすぎず、適度なタイミングで利益を確定する判断を取り入れました。
- 利確の工夫:4%未満でも利益が出ている銘柄は一度確定
- 効果:リスクを抑え、利益を残す安心感を得られた
- 資金管理:現金を一定額残し、暴落時に買える余地を確保
特に「利益があるうちに確定しておく」という行動は、精神的な余裕を生むことを実感しました。
株価がいつ反転するかは読めないため、早めに利確してキャッシュを確保することで次のチャンスに備えられます。また、現金を残しておいたことで「暴落が来ても買える」という安心感があり、落ち着いて相場と向き合えました。



8月は損切りもありましたが、こうした資金管理の工夫によって全体としてはプラスを維持できたと考えています。
まとめ
2025年8月のスイング投資は、最終的に+88,050円で終えることができました。商船三井を安易に買ってしまい損切りしたのは悔しいものの、早めに手を打てたことで大きなマイナスにはならずに済んだのは収穫です。
一方で、4%に届かない銘柄でも利確を優先した判断や、現金を一定額残して次のチャンスに備えた工夫は良い結果につながりました。反省点と成果の両方が得られた8月は、自分の投資スタイルを見直すきっかけにもなったと感じています。



欲張らず堅実に、そして柔軟さも忘れずに。9月以降もこの姿勢を大切にしながら、少しずつ資産を積み上げていきたいと思います。