こんにちは、AZです。
今回はわたしも副業として約8年間取り組んでいる「Webライター」についてのお話です。
Webライターとは、その名の通り、クライアントから依頼を受けてWebサイト上で掲載される記事を書く仕事をしている人を指します。
基本的に納期に間に合えばどのような働き方をしても良いため取り組みやすい仕事ではあるものの、インターネット上では「Webライターはやめとけ」と言う人もいるようです。
本記事では、なぜWebライターはやめとけと言われるのか? その理由や、Webライターの魅力、さらには実際にWebライターとして仕事をしているわたし本人の実績や見解を紹介します。
本業としても副業としても、Webライターが気になっている人はぜひ目を通してみてください。
「Webライターはやめとけ」と言われる理由
さっそく、なぜ「Webライターはやめとけ」と言われるのか、その理由を5つ紹介します。
- 競争が激しくて受注が大変
- 文字単価が低い案件が多い
- 仕事が不安定
- 常にスキルを磨く必要がある
- ストレスや過労を抱える可能性がある
競争が激しくて受注が大変
Webライターはやめとけと言われる理由として、競争が激しいことが挙げられます。
Webライターは誰でも手軽にはじめられることから、案件の獲得が非常に困難な業界です。
特に実績がない人の場合、クライアントとしてはその人の実力を測りかねるため、ほかの実績あるWebライターを選定してしまいます。
ただし、確かに競争が激しいものの必ず受注できないわけではないため、諦めずに案件に応募し続けるのがおすすめです。
はじめのうちは、10件応募してすべて案件受注できずということもありました。
まず1件獲得するために、粘り強く提案し続けましょう。
文字単価が低い案件が多い
単価が低い案件が多い点も、Webライターはやめとけと言われる理由の一つです。
Webライターの平均的な文字単価は、以下をご確認ください。
- 初心者ライター:1円未満
- 中級ライター:1〜3円
- 上級・特定分野専門ライター:3円以上
初心者ライターの文字単価や0.5円や0.7円などのものが多いため、書いても書いても受け取る報酬が低いと感じ、やめてしまう人が多くいるのです。
実体験から申し上げると、スキルアップや経験を積むことで、文字単価の高い案件も獲得できるようになります。
初心者のうちは文字単価が低くても、実績作りのために低単価案件も受注するのがおすすめです。
仕事が不安定
仕事が不安定な点も、Webライターはやめとけと言われる理由でしょう。
Webライターは専業であっても副業であってもフリーランスとして働くのが一般的なため、仕事の安定性は保証されていません。
そのため、前月はしっかりと稼げても、今月はまったく稼げないということもありえるのです。
Webライターとして安定収入を狙う場合、1人のクライアントに毎月10万円分の依頼をもらうよりも、4人のクライアントに毎月2万5,000円の依頼をもらう働き方をするなど、安定させる仕組みを作ることが大切です。
常にスキルを磨く必要がある
Webライターはただ文字を書くだけではなく、常にクライアントの望む良質な記事を作成するために、スキルを磨く必要があります。
Webライターが身につけるのにおすすめのスキルは、以下の通りです。
- 文章力
- 構成力
- 情報収集能力
- スケジュール・タスク管理能力
- コミュニケーション能力
- SEOライティングのスキル
- タイピングスキル
また画像作成やWordpressへの入稿など、ライティング以外にアピールできるスキルがあれば案件の受注がしやすいです。
スキルを磨くのは簡単ではありませんが、常にアップデートする中で高単価の案件が受注できる可能性があるため、積極的に取り組みましょう。
案件を受注する中でいまの自分に必要と思えるスキルが見つかるはずですよ。
ストレスや過労を抱える可能性がある
Webライターはやめとけと言われる理由として、ストレスや過労を抱える可能性がある点も挙げられます。
Webライターが受注する案件には必ず締め切りが設けられているため、適切なスケジュールを組めなければ、締め切りに間に合わないかもしれないというプレッシャーを抱えてしまうでしょう。
納期に追われないためにも、案件を受注する際は自分の力量を見極めて余裕を持つことが大切です。
特に初心者ライターのうちはスムーズに執筆が進まないこともあるため、様子を見ながら受注していくようにしましょう。
Webライターの魅力
Webライターには「やめとけ」と言われる理由が存在する一方で、多くの魅力があります。
- 自分のペースで仕事ができる
- 初期投資が少ない
- 幅広い知識を身につけられる
以下で内容を確認してみてください。
自分のペースで仕事ができる
Webライターは自宅やカフェ、旅行先などインターネット環境があればどこでもできる仕事です。
会社員のように決められた時間で働く必要もなく、基本的に納期を守ればいつ働いても問題ありません。
ライフスタイルに合わせて仕事をする時間帯を決められるため、会社帰りにカフェで数時間、寝る前に数時間、早く起きて数時間など、ライフスタイルに合わせた働き方が可能です。
時間と場所の拘束を受けず働ける仕事を探している人は、ぜひWebライターとして働く選択肢を検討してみてください。
実際にわたしもその日の予定に合わせて朝、晩の時間を副業に充てています。
案件の締め切りと自身の予定を照らし合わせてスケジュールを組んでいきましょう。
初期投資が少ない
Webライターは、初期投資が少ないためハードルが低い点も大きな魅力です。
Webライターをはじめるのに必ずいるものには以下があります。
- パソコン
- インターネット環境
極論、これだけあればWebライターははじめられます。
あとは案件によりGoogleドキュメントやMicrosoft Wordなどの文章作成ソフトが必要になる場合もあるので、順番に用意していくと良いでしょう。
わたしの場合はパソコンもChromebookを利用しているため、具体的な購入費用としては4万円ほどでした。
幅広い知識を身につけられる
Webライターは案件に合わせて、幅広いジャンルの記事を執筆します。
- 金融
- 不動産
- 脱毛
- 医療系
- 美容
- 葬儀
- 法律
- 会計
- お金系(投資や保険など)
- 職探し系(転職・副業など)
- マーケティング系
- IT・通信系 など
案件にこだわらなければこのように多くのジャンルがあるため、その分新しい視点や知識を得る機会が増えるでしょう。
記事執筆をするとなると基本知識から自分に落とし込んでいく必要がありますので、Webライターを続けるうちに自分の興味や関心を広げられます。
わたしの今までの執筆ジャンルはゴルフ、転職、保険、介護、美容、スマホ、法律などなど…。
実生活でも役立つ知識を得られる場合が多く、本当にWebライターをしていて良かったなと感じることも多いです。
【結論】Webライターはやめとけは気にしなくても良い! ただし甘くないことも事実
「Webライターはやめとけ」と言われる理由とWebライターの魅力を見てきた結果、結論としては「Webライターはやめとけ」という言葉は気にしなくても良いのではないかと言えます。
ただし、現実的に甘くないのも事実です。
Webライターは特別な資格などが必要ないため、興味がある人は実際に取り組んでみるのが良いでしょう。
Webライターに向いている人
Webライターは参入の障壁が低い仕事であるものの、特に以下の特徴を持つ人がWebライターに向いていると言えます。
- 自己管理ができる人
- 好奇心旺盛でリサーチが好きな人
- コツコツと作業ができる人
- 連絡がマメな人
Webライターが気になるが迷っているという人は、内容をチェックしてみてください。
自己管理ができる人
Webライターは、自己管理ができる人でなければ続けるのが難しい仕事です。
前述のWebライターの魅力で解説したように、Webライターは納期さえ守れば自分の好きなペースで仕事ができる分、自身でのスケジュール管理が求められます。
自己管理ができなくてつい怠けてしまい、納期に間に合わなければクライアントからの信頼を失い、次の仕事を受注できない可能性もあるためこの点は非常に重要です。
依頼された案件を受けるか決める際には、スケジュールと照らし合わせた上で検討し、受けたからには納期を守って仕事をするようにしてください。
好奇心旺盛でリサーチが好きな人
Webライターに向いているのは、好奇心旺盛でリサーチが好きな人です。
Webライターが執筆するジャンルは非常に幅広く、依頼内容によってはまったく知識のないジャンルについてリサーチをして、読者の求めている情報を集約する必要があります。
好奇心を持って取り組める人や、リサーチが好きな人は、楽しんで取り組める仕事でしょう。
コツコツと作業ができる人
Webライターは、コツコツと作業ができる人に向いています。
リサーチが終わって情報を集めてしまえば、あとはパソコンに向かってひらすら記事を書くというのが仕事なため、地道な作業が必要とされるのです。
はじめのうちは、筆が進まず一文の多くの時間がかかってストレスを感じることもあるでしょう。
そのような感情を乗り越え、コツコツと作業を積み重ねていける人こそがWebライターとして長く続けていける人です。
連絡がマメな人
Webライターとして仕事をする場合、連絡はマメにできなければなりません。
Webライターとして案件を受注した際、クライアントから以下のように多くの連絡をもらいます。
- 作業可能本数
- 案件可能か
- 構成作成の締め切り
- 作成した構成の修正
- 初稿締め切り
- 初稿修正
- 画像要件 など
このような連絡に対して無精してしまうと、クライアントは不安になりあなたへの依頼を打ち切る可能性もあります。
取引先として安心して仕事ができるよう、マメな連絡はWebライターに必要なスキルです。
わたしは実際にWebライターとして副業で生活費を賄えています
ここまで読んで、Webライターには多くの魅力があることがわかったでしょう。
またWebライターはやめとけと言われる理由も紹介したものの、わたし自身もWebライターとして、実際に副業で活動して生活費を賄えています。
最後に、ライター自身がWebライターとして活動する中で感じるメリットやデメリット、課題や目標を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 実際にWebライターとして活動する中で感じるメリット
- 実際にWebライターとして活動する中で感じるデメリット
- Webライターとして感じる課題
- 今後の目標
実際にWebライターとして活動する中で感じるメリット
以下が、わたしがWebライターとして活動する中で感じるメリットです。
- 収入が増えて好きなことに使える
- 時間を持て余さない
- 多くの知識が得られる
わたしはゴルフが趣味のため、お金があってもあっても足りない…。
本業の収入は400万円あるかないかといった金額ですが、ゴルフをしてさまざまな支払いをしてとしていると余るものは少ないです。
はじめはゴルフ代を稼げれば良いかと思ってはじめたWebライターですが、いまではそれプラス貯金ができるという点に楽しみを感じるようになりました。
さらに時間を持て余さないというのも改めてなるほどなというメリットです。
これはWebライターとして少し稼げるようになってから感じました。
会社員で働いているみなさんは、仕事が終わって家に帰ってなにをしていますか?
もちろん特に家族がいる人は忙しく過ごしている場合もあるでしょう。
しかしわたしの場合は、「飲んで寝る」が、定番。
だらだらとテレビを観ながら時間をやり過ごすよりは、多少追われても仕事をしていた方が良いという考えに至っています。
実際にWebライターとして活動する中で感じるデメリット
続いて、Webライターとして活動する中で感じるデメリットを紹介します。
- 締め切りが辛い
意外と、これだけ。
わたし的に唯一にして最大のデメリットです。
特に締め切りが重なるなどしたときは、心臓バクバク…。友人と食事をしていても落ち着きません。
Webライターの執筆締め切りは月末にくることが多いため、もう少し分散してもらえると助かるなぁという思いです。
Webライターとして感じる課題
専業のWebライターを目指すわたしが感じる課題を紹介します。
- 安定的な稼ぎがない
- 成果を把握していない
- ほかのWeb系スキルを身につけたい
Webライターはなくならない仕事とは思っているものの、独立するには安定した稼ぎが必要です。
いまは3社のクライアントさんと仕事をしていますが、1社の量が非常に多い状態で、もしこの1社が飛んだときにはゴルフ代を稼ぐのも難しい状況になってしまいます。
また、ライティングをした成果を把握していないため、どれほどの効果が出ているのかを把握できていないのも問題です。
さらに専業として独立するのであれば、Webライターだけでなく、ほかのWeb系スキルを身につけなければと思っています。
日々、解決のため行動していくと良いですね
Webライターができるか不安な人はスクールを受講するのもおすすめ
「Webライターやってみたい!」「けれどいきなりそんなに書けるか不安」という人は、Webライターの基礎を教えてくれるスクールを活用するのもおすすめです。
自分に合ったスクールを利用して、Webライターとして活動する足掛かりを作ってください。
まとめ
副業または専業でWebライターを考えている人は、ぜひチャレンジしてみましょう。
Webライターは「やめとけ」と言われる理由がある一方で、多くの魅力を持つ仕事です。
わたし自身もWebライターとして専業を目指しながら副業をしており、「やって良かったな」と思うことがたくさんあります。
Webライターは何をするのか、どうすれば良いのか不安な人は、Webライター向けのスクールを受講するのも良いでしょう。
Webライターは迷うなら行動! して、損はない仕事です。