
AZこんにちは、AZです。みなさんは、2025年10月スタートの火曜ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」をご覧になりましたか?
以前はほとんどすべてのドラマを録画し、一週間以内に観終わって次の週も同じように観るほどドラマどっぷり人間だった私。しかし、最近はハマるドラマがなくここ1年ほどは定期的に観ることもしなくなっていました。
「そろそろドラマも卒業かな…」そう思って目にしたのが、LINE漫画で途中まで読んだ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」です。
夏帆ちゃんかわいい!竹内涼真やなやつ!(役ね)中条あやみ美しい!杏花ちゃんもいい演技してる!
悲しいことに全10話と短めで幕を下ろしてしまいました。今回は、久々にリアタイで楽しんだ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」を観終えた感想です。
本ページは感想記事のため、ネタバレを含みます。嫌な人はドラマを観てから読んでくださいね。
何様?と思わずキレたくなるほどムカつく初期の海老原勝男
「じゃあつく」といえば(この略し方は終わってから知りました)はじめに印象を残すのが初期の海老原勝男。
- 「女の幸せは家で料理作って愛する人の帰りを待つこと」
- 「市販のルーを使って作ったカレーは料理とは言わない」
- 冷凍食品=「解凍弁当」
- 「全体的におかずが茶色い」



どこの昭和の男??ってイラっとしますよね
自分の言葉を信じて疑わないので、言われた相手も困ってしまいますよね。
九州・大分出身で父親譲りの態度ということですが、平成令和を生きてこの考えのままでいるのは本当に不思議です。(たぶん大学生のときからずっと鮎美としか付き合ってこなかったからですね)
長年の恋人と別れて生き生きと自分の道を歩み始めた鮎美
そんな昭和感満載の勝男からプロポーズをされ、「無理」と答えて家を出た鮎美。出会った美容師の渚とその夫・太平くんのもと、どんどん自分の道を行き始めます。
- 髪色はピンクに
- テキーラ大好き
- 言いたいことを我慢せずに言う
鮎美ちゃん、渚ちゃんと出会えて本当に良かったね…!
生き生きとした表情で彼氏を作って、別れて、仕事を辞めて、詐欺に騙されて、それでも前向きに自分の道を進んでいく鮎美ちゃんとても好きです。



あと本当に夏帆ちゃんがかわいいの
目を見張るほどアップデートしていく勝男
鮎美と別れてから昭和の男らしく(?)落ち込み荒れていくかと思いきや、意外にも料理に触れ、出汁を取り、もつ煮やテキーラを飲み、自分の考えを改めていく勝男。



新鮮な感触にたびたび素直に驚き、受け入れ、柔軟な考えを身につけていきました。
進化・成長する過程で、一度主人公などを落とすストーリーはたくさんありますが、今回のドラマはそういった描写があまりないというのも良いポイントでした。(一点勝男はハラスメント、鮎メロは詐欺に遭うということはありましたが、お互い前向きだったもんね…)
同僚、後輩、友達、親、兄弟…さまざまな人が人との触れ合いで変わっていく
面白いのが、勝男に影響されてかされずか、周りの人もどんどん変わっていったことです。
安定していたのは後輩の白崎くんかな。いつも暖かい空気で勝男を受け入れ、アドバイスをして、良い方向に導いてくれていた気がします。



なんてできた人間なんだ、白崎…!
鮎メロを変えたきっかけの渚ちゃんも、本当に人ができている。すべてのことを受け入れて楽しむ準備ができている感じ。こんな人になりたいなと思いました。
一時期勝男の家に避難していたお母さんも、お孫ちゃんと一緒に出掛けられる関係になれて良かったね!!!
最後に交わらないが感謝しあえる切ない関係
お互いにアップデートを果たして寄りを戻した勝男と鮎メロですが、最後にはありがとうと言いあって別れてしまいます。
LINE漫画では最後まで公開されていないので(無課金勢)このあたりが漫画通りなのかはわかりませんが。まぁ予想されていたラストというか、結局どっちかだもんね。
もう鮎メロを待つ必要がないため、二人で暮らした部屋で最後に蕎麦を食べる勝男のすっきりした顔が印象的でした。
とてもまとまりの良いドラマだったと思います。はじめは「不適切にもほどがある」と似た感じかと思いましたが、全然そうでもなく(ふてほども大好きです)後味の良いドラマに出会わせてくれてありがとうございました^^
